華と夢の都パリでの一こま

日本人がバニラ味のアイスクリームを外国で注文することが困難であるとの伝説があります。

 

是非、海外に出たらバニラ味のアイスクリームを注文してみたいと心ひそかに思っていました。

 

 

対決の場はシャンゼリゼのマクドナルドを選びました。花の都パリの中心部です。いざ、出陣!

 

店員さんはほとんど黒人のお兄様方ばかり。しかし思いっ切って バニラシェイクをオーダー。

 

店員さんが:バナナシェイク?と聞き返す。

 

(バナナシェイクってそもそもメニュウにあったっけ?)(想定外の反応に思わずたじろぐ)

 

そんなバカな!既に頭はパニック。これはいかん! (マクドナルドだから店員さんは忙しいので品物を有無を言わさず持ってきてしまう。)

 

「バニラ・バニラ・バニラと・・・・・・」ひたすら呪文の様に必死の形相でオーダーを繰り返す。

 

すると、バニラシェイクが、さ〜と。

 

やった!バニラシェイクGET! ゲームクリア パリのマクドナルド大好き!

 

でもなんで、メニューにもないバナナシェイクが・・・

 

どうやら、期間限定のバナナシェイクフェアー中の模様。

 

いかん、いかん。「究極のトラップ バナナシェイクフェアー」に危うく引っかかるところだった。

 

「どうやら、色々な人にこのことを話すのですが、バナナシェイクフェアー中にバニラシェイクの注文は極めて困難であるとの事後情報を得ています。」

 

「奇跡的にトラップを回避できたみたい。」(そんな大事かい?)

 

 

究極のトラップ バナナシェイクフェアー  でした。




今日1日は、パリの市内見物(本当は工場見学なのですが、相手先がメンテナンス中とのことで急遽変更)

ルーブル美術館がどうしても、メインです。

 

ダヴィンチのモナ・リザ ミロのビーナス ミケランジェロのダビデ像、サモトラのニケ(宿泊中のホテルには大きなレプリカがホールに鎮座しているのです)などなど。

 

やはり、感激。あたり前の話ですが、言葉にならい程、強烈なインパクトを受けます。やはり、本物を1度は是非、見るべきです。

 

ルーブルは迷路状になっているため、ガイドがいなければ、美術館内で道に迷うところです。

 

ルーブル美術館に来るだけでパリに来る価値は充分あるのですが、ここをひとまず離れ、パリの市内に話を戻しましょう。

 

ガイドが語るパリ歴史博物館(ガイドは現地在住の日本人)

 

雨のパリは交通事故の名所で、例えば、凱旋門付近は門の周りはロータリー状の道路になっています。

 

ここは、シャンゼリゼ大通りの終点であり、新凱旋門へ至る新市街の結節点ですが、信号は無いに等しく、右に行くか左に行くかてんでバラバラと言うよりドライバーの自由裁量です。

 

「映画:シェルブールの雨傘」の様にとガイドの口から解説されたのですが、残念ながらどの様に主人公「カトリーヌ・ドヌープ」の出会が描かれているのか調べましたがわかりませんでした。(しかし、見る価値がありそう)

 

雨のパリは一つの詩情だそうで、パリは雨がよく降り、そして、あっという間に小さな事故が多発するのだそうです。

 

そして、雨と伴に事故現場に急行する救急車のサイレンの音、これがパリの名物の一つだそうです。

 

また、路上駐車が名物で、前後の車のバンパーすれすれに駐車がなされています。

 

シャンゼリゼ大通りの南側(ルーブル宮方面)の地点での、路上駐車の模様をガイドに解説を頂ました。

 

たまたま駐車されていた方がちょうど車を発進する直前でしたので、その、神業ともいえるパリっ子の運転技術を目撃するチャンスを得ました。

 

我々が、固唾を飲んで、注目しているせいもあってか、バンパーとバンパーを全く接触することなしにドライバーは手品のようにスルット車を発進。

 

凄い、手品見たい。思わず拍手したくなっちゃう程の運転技術。神業。

 

ガイド曰く、「今のドライバーは、全くバンパーとバンパーを接触させることなく発進させましたね。」


市街を一行が散策していると日本人の旅行客はまだ珍しいのか、高校生くらいの3人連れの女の子が

 

写真を一緒に撮って欲しいとのことで、話かけてくるのです。

 

でも、1人の子がやたら恥ずかしがって、駈け出して離れたところで見ているのです。

 

私も、どうしたのかなぁ?って、彼女のほうを見ていると、まだ恥ずかしいのか、顔を真っ赤にして道にうずくまるようにして頭を抱えながら座り込んでいるのです。

 

他の2人の女の子は我々の一行とポーズをとりながらカメラにおさまっているのですが・・・・・。

 

もちろん、恥ずかしがって、少し離れている、女の子のほうが、すこし可愛くて、他の二人とは、多少立場が違うのでしょう。

 

で、何が言いたいかというと、私は、2人の女の子と写真を撮らなかったので、彼女たちは私のことを、スノッブと非難するのです。

 

どうも、スノッブ、という言葉は、この文脈から考えると俗物という意味ではない様ですね。

 

どちらかというと、澄まして嫌な奴という意味なのでしょうか。私がそうという訳ではありませんが。

 

困ったなぁ・・と思っても、私も気が進まないので、私自身、身動きが出来ないでいますし。(ごめんね・・・とは思っているのだけれども)

 

でも、彼女たちは、写真を送る住所も教えてくれて、我々は、後で、写真を本当に送ったそうです。

 

離れている1人の女の子は最後まで恥ずかしがって、ず〜とこちらの状況を窺っていました。


セブン-イレブンネット

パリのマロニエは、栗の様な植物だそうです。マロニエの林がパリ市内にいくつかあって、ものすごく大きくてぷりぷりしたマロニエの実が無造作に沢山落ちているのです。

 

ガイドの話では食べられないとの事ですが、インターネットで調べると食べられそうな気がするのですが。

 

 

 

パリの地下鉄は、ほとんど1区の乗車券でパリ市内のいずれかへ直行が可能である手軽な市民のための足です。

 

1週間もするとなんとなく駅名に違和感を覚えなりますが、そのころには帰途につかなくてはならないが悲しいところです。

 

エッフェル塔 蚤の市 モンマルトルの丘などへ地下鉄を使い行きました。例え素人一人でも地下鉄を利用すれば市内観光が可能な便利な交通機関です。

 

我々のツアーは本来2回のシャンゼリゼのショーを予定しているのですが、税務監査指摘を受けて、今回は、1回のみのディナーショウとなりました。

 

この立ち寄る見学個所も本来の観光ポイントを微妙に外しています。しかしその方が、今になっても変わった旅行記が書くことができ、思わぬ利点がありました。

 

「リド」のディナーショウの事はまだ、封印せざるを得ないようです。いつの日にか機会があれば、このときの模様をお話ししたいと思います。

 

また、今回の主たる目的は「パリ国際モーターショウの視察」です。このときの模様も封印します。

 

「華と夢の都パリ」での記憶がこうして書き物をしていると私も徐々に記憶が蘇ってきました。

 

「情報発信基地パリ」は歴史を彩るような物語の最高の舞台ですね。






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