【行動編】
3.「正語」:正しい言葉を用いる事。他者を傷つける不当な言葉の暴力を排する事。暴力を振るわなければ、良いというものではありません。
また、たった、一言の使い方次第で、生きる延びる事のできる人もあれば、滅びる人もあるのです。それ故に、人の世と言うものは、お金を掛ければ、それで良いというものでもないのです。
4.「正業」:正しく行う。善行を積めという事ではなく、あからさまな他者に対しての嘲り、傲慢な態度を慎み、公正な態度で望む事。
5.「正命」:正しく生活態度。贅沢な生活を排し、見栄を張らない事。
6.「正精進」:正しく努力する事。正業に励み、浮利を追わない事。
【永遠に続く心がけ】
7.「正念」:正しく他者への気遣い(又は、邪な気持ちを退ける事)。誰しも、甘言は、甘く、讒言は、苦く嫌なものです。正しい行いを続ける事は苦しい事でしょう。しかし、結果としては、自分がその努力や苦労の収穫を必ず得るのです。
8.「正定」:正語、正業、正命、正精進をおこない完成された境遇に至ること。正念だけでは、人間の心は弱いものです。形から入る事も大切かも知れません。
以上をまとめてみました。実際に行ってみるべき事柄だと思いますし、これ以外の行動方針も人としてはありようも無いのでしょう。仏教では太古の時より、釈尊が説かれたという事です。(勿論、私の私論がたくさん入っています。)
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