日本独自の道を模索したり、歩み続けるのをのを世界が果たして許容してくれるのかどうなのか、はなはだ疑問であり心配なところですが。
参考として、明治政府が公にしている、『五箇条の御誓文』も書いておきますので、比べてみてください。明治政府が考え言葉を選んだ国家スローガンですね。
一、広く会議を興し、万機公論に決すべし。
(政治のことは、会議を開き、多くの意見を聞いて決めよう。)
一、上下心を一にして、盛んに経綸を行うべし。
(身分に関係なく、みんなが心を合わせて、国の政策を行おう。)
一、官武一途庶民に至るまで、おのおのその志を遂げ、人心をして倦まざらしめんことを要す。
(公家や武士、庶民の区別なく、みんなの志がかなえられ、失望のない社会にしよう。
一、旧来の弊習を破り、天地の公道に基づくべし。
(これまでの悪い習慣をやめ、天地の法則に基づいた行いをしよう。)
一、知識を世界に求め、おおいに皇基を振興すべし。
(新しい知識を世界の各国に求め、国家の繁栄をはかろう。)
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