今日の日本のサラリーマンに“弱虫のへなちょこ”が多いのかどうなのかは、私には分かりません。しかし、現場における辛苦の経験がない又は少ないと十分な事案解決能力を持ち得ないでしょう。
例えば、海外のコンサルタント業務を務める企業でも、大半はかつての現役の将校で、現在でも紛争現場とは個人的なネットワークでつながっているのが通常である。
たとえ、彼らの机上でのシミュレーションやブリーフィングでも、現場主義とナマ情報の裏打ちがあればこそ意味を持つのである。
『危機管理』が苦手な日本人は、これらの事に充分注意を払う必要であることを忘れてはならないのではないのでしょうか。
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